浴衣を夏に着て、
洗わなきゃ~と思いつつ、月日が経ち、
いい加減クリーニングに出そうかなと思って調べたら、
1着1200円+税~。
私は2着持っているので、
え。2400円。。?
じ。自分で洗えないのかな?
浴衣の洗い方を調べたら、
意外にも、”文字”で洗い方を説明しているページは多くあれど、
写真付きで解説してあるページが全然見つからず。
/
もっと、写真でぱって見て、
見ながらできちゃうお手軽ページはないんかーいっ!
\
ということで、
そんなページを自分でつくることにしました。
このページでは、
手軽に洗濯機で浴衣を洗って、干す方法
と、
3分で浴衣をたたむ方法
をご紹介しています(^^)
まずは、
手軽に洗濯機で浴衣を洗って、干す方法 から。
手軽に洗濯機で浴衣を洗って、干す方法
洋服と違って、
洗濯機にぽーい!というわけにはいかない浴衣。
たたんでネットにいれておしゃれ着洗いをします。
他サイトでは、色落ちのテストをしてから・・・とか、
洗えるかどうか素材を確認して・・・とありますが、
よっぽど浴衣で洗えないものは無いかと思いますし、
(責任はとれないけど。)
初めの1-2回は、濃色の浴衣だと色落ちがあるかもしれませんが、
そうでなければさほど心配はないと思います。
ただし、それでも もし濃色と単色の2着あるのであれば、
1着づつ洗濯機をまわすのがおすすめです。
(私はそうしました)
では、洗濯機で洗うためのたたみ方、スタート!
①汚れチェック
汚れの有無をチェックして、
自己判断で、事前に部分洗いなどをしておきます。
私の場合、大きな部分汚れはないけど、
長期放置による裾の埃の付着がありましたw
コロコロで除去ww
②平置きしてたたむ体勢を整える
浴衣をたたむ時は、
こちらのように まず平置きからスタートが基本。
③縦に半分にたたむ
ちょっとやりにくいのですが、
たたんだ時に外側に前見頃がくるように、
脇と脇を合わせて、タテに半分にたたみます。
④袖をたたむ
⑤裾を半分にたたむ
⑥さっきたたんだ裾をもう半分にたたむ
上見頃はそのままで、裾だけ下へ、もう半分にたたみます。
写真のままだと、浴衣の色が濃色で分かりにくいので、
案内線を入れた図解はこちら↓
こんな風に折りたたみます。
(図解用にずらして撮っているので、
実際には一つ上の写真のように、きちんと整えてたたみます。)
⑦上見頃側を反対側へ折りたたむ
⑥のところでも★マークを書いてあるところを持って、
上見頃を反対側へ折りたたみます。
⑧洗濯用の浴衣のたたみ方は完成!
袖側
裾側
⑥のところで、
裾側だけでなく、単純に半分にたたむやり方もあるのですが、
裾と袖って一番汚れやすいところなので、
こうやって裾と袖が、外側に出るようにたたむのがおすすめです(^^)
ただし、⑥~⑦がよくわからない!という方は、
細かいことは気にせず、そのままもう半分にたたんで、
完成にしちゃいましょう♪
⑨ネットに入れて洗う
中性洗剤で、
洗濯機のやさしいコースで洗います。
できれば、脱水時間は少し短めにするのがおすすめ。
やさしいコースの設定時間そのままでも問題はありません◎
⑩竿に干します
干す時ですが、
なかなか和装用のハンガーって持っていないと思うので、
竿に直接通して干すと同じような状態になって、
いいと思います。
・・・一応日陰干しにしてみた。
3分で浴衣をたたむ方法
はい、続いては、乾いた後のしまい方~
3分で浴衣をたたむ方法 です。
こちらの青山きもの学院さんの動画を参考にしました。
だから3分w
動画で見てもらってもいいんですけど、
慣れないことをする時って、
動画のペースについていけない!
ちょっと待って~!
って一旦停止して、たたんで、再生して・・・
って繰り返ししなきゃいけなかったり、
浴衣のたたみ方を今はまだ調べてる段階で、
「今は音が出てもらっては困る!」っていう時ってあると思うんです。
ということで、
どうせ今から自分がたたむんだから、
写真版でまとめることにしました。
ちなみに、自己判断で1箇所工程をはしょっています。
そこは端折っても、ちゃんとたためるのでご安心ください。
では、しまうための浴衣のたたみ方、スタート!
①浴衣を平置き
やっぱりこの定番のカタチからスタート。
でも、正面にむかってたたむより、
横からの方がたたみやすいので、向きを変えましょう。
②右前を折りたたむ
これは、どこで折るか浴衣を見ればわかります。
大体右前の半分くらいの場所で、
生地が 2重になっているところ と 1枚のところ があるので、
そこで折りたたみます。
そして、全体を映すと、
たたんであるのかないのか、濃色で分かりにくいので、
アップで。
あ、ちなみに、私の説明に専門用語は使っていません。
だってさ、専門用語言われてもどこ?ってなるから。
襟とか、右前とか脇とか、
一般的な表現にしています。
③左前の端と、右前の端をあわせる
写真のように、①で折りたたんだ右前に、
左前をあわせます。
左の脇線がずれるけど、気にしなくて大丈夫◎
④左脇を持って、右脇にあわせる
先ほどのずれた左脇を持って、
右脇にあわせます。
これ、なるほど~!と感心しました。
③の時に脇線がずれちゃったけど、大丈夫?って思ってたけど、
こうすることでたたみやすいし、
ちゃんと最終的に中心線があってくるようになっているんですね☆
見返り美人な体制になりましたw
⑤襟を整える
まず、右襟と左襟を合わせます。
ここからがね、説明するのは難しい。
写真を見ながらの方がわかりやすいと思います。
まず、この状態↓
そこから、肩線(肩での切り替え線)をポイントに、
襟をこのように折り、
【写真のみバージョン】
【案内線入り図解バージョン】
半分に、
たたみます。
【写真のみバージョン】
【案内線入り図解バージョン】
後で首後の下あたりは整えるので、
とりあえずこのままで。
⑥上見頃も、左脇を右脇にあわせてたたむ
見返り美人体制から、
裾の方同様、
左脇を右脇にあわせてたたみます。
合わせた後に、★のところを右手と左手でもって、
軽くひっぱり、しゃん!とさせます。
⑦後中心を整える
浴衣は、着る時もですが、タテのラインって超重要。
たたむ時も、しっかり直線ラインを整えておきましょうね(^^)
力を入れすぎない程度で、
背中の真ん中のラインを手でまっすぐに整えます。
⑧後首下あたりを三角形に整える
⑥で襟をたたんだ時に先ほど気になった部分を整えます。
こんな感じで三角形のイメージで△
⑨袖をたたむ
たたむのは、こちら 手前側のみです。
⑩裾を半分にたたむ
⑪反対に返して、もう一方の袖をたたむ
⑫最後の確認!
これでたたむのは完成 なのですが!
先ほど反対に返したので、中が崩れてしまっているといけません。
ちょっとめくって、
もう一度襟の確認をします。
左右でずれたり、くしゃってしてないか確認し、
もう一度しゃん!てして、
もとに戻したら、これで本当に完成です(^^)
たとう紙にいれて、おやすみなさい~
さて、写真にするとたたむのに時間がかかりそうですが、
先ほどの動画では、
「3分で」とうたわれていましたね。
本当に3分で浴衣がたためるのでしょうか?
せっかく2着あるので、
2着目を何分でたためるのか、測ってみることにしました(^^)
浴衣は3分で本当にたためる?
測定条件
・今、この記事のためにはじめて動画を見たばかり。
・動画を見た回数は1回。
ただし、まとめるために、少しづつ動画を見て、たたんで撮影して という見方。
・乾いた浴衣を物干し竿から外し、
床にテキトーに置いたところからスタート
(きれいに平置きしたところからでは、ない)
iphoneのストップウォッチを起動して、
よぉ~い!
スタートォ!!!
(もくもくとたたみ中。しばらくお待ちください。)
あ、測ってるからって焦って急いでたたむっていうよりは、
あくまで普通のペースでやっています。
ハイッ!
3分20秒~!
ちょっとはみでましたが、一応4分にはいかなかったし、
3分でたたむのは、そんなに無理じゃないみたいです。
細かく写真を見てると、
たたむのに時間がかかりそうな気がするかもしれませんが、
意外とこれならできそうじゃないですか??
家庭でお洗濯が気軽にできると思うと、
浴衣を着るということがもっと気軽になりそうですね(^^)
浴衣は、夏らしさもあり、
気軽に楽しめる和装でもあるので、
これからも、廃れず、日本の文化として残っていってくれると嬉しいな~と、
和服好きなわたしは思うのでした♪