住宅ローンを無事完済したにゃ!
そして、不安だったけど
自分で戸建の
抵当権抹消手続きもできたにゃ〜
えー!
(サイトにもよるけど)
司法書士さんにお願いすると
1.5-3万円くらいかかるって聞くよね。
修正なしで一発OKだった方法を
教えてほしいわん!
私は
・戸建
・共有名義 だったんだけど、
単独名義の人でも戸建の方なら
参考にしていただけるはずにゃ
書類作成の時間とかを考えても
きっと自分でやった方が
コスパいいと思うよ!
私自身が
「これどうかな?」って調べたとこも
簡潔にまとめるから
このページの5ステップ見て
面倒な手続きは
さくっと終わらせるのが吉だにゃ
※マンションの場合は書類が
(書式が)異なります。
抵当権抹消手続きの流れ
先ず、全体の流れを把握しておくと、
- ローンの完済後に銀行から書類が届く
- 登記申請書と委任状を記入する
- 郵便局で収入印紙を購入して郵送する
- 手続き完了後、返送される
というながれになります。
※郵送にて申請・郵送にて受領しました。
窓口にて申請・受領することも可能ですが
みなさんお忙しいと思うので
自分自身がやってみた体感としても、
郵送がおすすめではあります。
戸建の抵当権抹消手続き・必要書類
・登記申請書
→法務局のHPにてダウンロード可能
・抵当権解除証書
→銀行から送られてくる
(銀行によって微妙に名称が異なる場合あり)
・委任状
→銀行から送られてくるので
自分(申請者)の住所氏名を記入する
(共有名義の場合、どちらかの氏名のみで大丈夫)
・登記識別情報
→銀行から送られてくる
・A4の白紙1枚
・土地と建物の登記簿謄本
(添付は不要だけど、書類の記載用に情報が必要)
抵当権抹消登記の具体的な方法
ここからは、具体的に!
わかりやすく流れに沿って
書いていきたいと思います。
1.銀行から書類が届く
銀行から届く書類はこちらの3種類。
- 抵当権解除証書
- 委任状
- 登記識別情報
尚、「抵当権解除証書」は銀行によって
名称が異なる場合があるようです。
ちなみに、
私が借りてた住宅ローンは
住宅金融公庫(フラット35)でした。
2.登記申請書をダウンロード・入力する
これが、自分で準備しなきゃいけない
一番難関な書類。
これができたら、
あとはクリアできたも同然だと思います。
登記申請書は法務局のホームページから
様式をダウンロードできます。
まずは、管轄の法務局がどこか?を
法務局のホームページ↓で確認しましょう。
私は銀行からの書類に同封されていました。
しかも、丁寧に該当の法務局に
マーカーまでしてくれてあります。
親切!
↑上の書類にラインマーカーしてあるように、
書類の作成についてなど、電話相談・対面相談ともに
登記に関する相談は事前予約制とのことでした。
面倒くさがりなので、
私は書類のダウンロード方法のみ教えてもらって
ぶっつけ本番!
でも、youtubeで調べたりした甲斐あって
冒頭にちらっと話したように
この方法でちゃんと一発OKだったので
安心してくださいね。
書類のダウンロードページへの進み方の画像は
名古屋法務局のホームページとなりますが
似たイメージで書類にたどり着けるかと思うので
参考にしていただけたら幸いです。
(ダウンロードページがどこにあるか?は
予約ではなく電話の問い合わせ時に教えてくれました)
登記申請書のダウンロード方法
先ずはとにかく、管轄の法務局のホームページへ。
↑赤い四角の
「不動産登記申請手続き」というメニューがあるので
そちらをクリック。
続いて、
「住宅ローン等を完済した」の
バナーをクリックしたくなるけど
そこではなくw
↓赤い四角の
「不動産登記の申請書様式について」
というリンクをクリック。
「住宅ローン等を完済した」のバナーをクリックすると
手続きの説明が載っているのですが
そちらだと電子申請だそうで、
電話応対いただいた担当者さん曰く
「そちらだと難しいので
文字リンクをクリックいただき
書類で手続きいただく方がおすすめです」
とのことでした。
電子申請を難しいって言って敬遠してたら
そらなかなかIT化進まんわって正直思ったけど、
不明点がある→予約相談したくなかったので、
より簡単な書類申請にすることにしました。
で、リンク先をスクロールして、
名古屋法務局では15番にありました。
抵当権抹消登記申請書!
これが必要になります。
ちなみに
「抵当権抹消の場合」→戸建住宅用
「抵当権抹消(敷地権付き区分建物)の場合→マンション用
という違いになります。
というわけで、
「抵当権抹消の場合」をダウンロードしました。
「様式」だけでなく
「記入例」もダウンロードするのが
おすすめです。
登記申請書の記入
記入にあたり、
銀行から届いた抵当権解除証書と
土地と建物の謄本が必要になります。
記入方法はこちらのとおりです。
●原因
→下の画像の
「抵当権解除証書」に書かれている「C」の部分
●権利者
→所有権を持っている者(謄本に記載されている人)の
住所・氏名
※共有名義の場合、
同じ住所なら住所は1回の記載で良いが
氏名は2名とも必要
※住所の地番はつい「1-2」と書きそうだけど、
謄本の通り「1番地2」と記載するのがおすすめ
(ちなみに私はつい癖で1-2と書いてしまい…!
訂正印で修正しました|ω・`))
●義務者
→下の画像の
「抵当権解除証書」に書かれている「B」の部分
(住所・団体名・会社法人番号・代理人名)
●日付
→申請日と管轄の税務署名
●申請人兼義務者代理人
→申請者の住所・氏名・電話番号と捺印
※共有名義の場合、どちらかのみでOK
(後の画像の委任状と同一人物)
※住所は登記簿謄本の情報と
同一である必要があります。
(異なる場合、先に変更登記が必要になります)
※電話番号は、
書類について法務局から質問がある場合用なので
平日の昼間につながる番号
(フルで共働きの場合、業種によって難しそう。。
そういった電話が不要なよう、
しっかりブログにしています!)
※捺印は認印でOK
実印でなくて大丈夫です。
後ででてくる印紙の用紙との
割印と同じ印鑑を使うとベターです。
●登録免許税
→1000円/1不動産なので、
建物1と土地1で2000円
※土地が2筆に分かれている場合、
建物1と土地2で3000円になります。
あまりないと思いますが、
20以上の場合は最大20,000円だそうです。
●不動産の表示
→ここで土地・建物の登記簿謄本が必要になります。
内容が変わっていなかったら、
新築時の謄本で全然OKです。
どこにやったかな〜?と探してみてくださいね。
ない場合は法務局に行って取得するか
登記情報提供サービスで
オンライン取得が必要になります。
※ここの順位番号と、
下の抵当権解除証書の
順位番号Aは同一とは限りません。
※不動産番号を記載した場合は、
下記についてのみ記載なしで大丈夫だそうです。
土地→所在、地番、地目及び地積
建物→所在、家屋番号、種類、
構造及び床面積
(私は念の為で記載しました)
●ホッチキス
→白紙のA4用紙を登記申請書の後ろに重ね
画像の黄色のように左側2ヶ所ホッチキスでとめます
登録免許税(印紙)の添付と割印
登記申請書と一緒にホッチキスでとめた白紙に、
先の登記申請書の
「登録免許税」に記載した金額の印紙を添付し、
認印で割印をします。
割印は印紙に…と思いきや、
2枚(登記申請書と白紙のつづり)を開いた
折り目への割印が必要で
印紙には割印なしのままが正しいです◎
3.委任状の完成
いゃ〜
慣れないことするって疲れますよね(´・ω・`)あたまいたい。。
でも、あともう少しですよ♪
委任状の「私は(空白)を代理人と定め…」のところに
申請者の住所・氏名を記載します。
(登記申請書と同一)
ちなみに
既に印字されている箇所ではあるのですが、
Cは抵当権解除証書のCと同一の日付が
Bも抵当権解除証書のBと同一の住所・機関名・代理人が
書かれているはずです。
4.登記識別情報の取り扱いについて
\あけちゃった!/
届いた時から封がしてあって、
文言も書いてあって、
「これはそのまま添付すればOKだよ〜」って空気を
バンバン感じていたのですが、
自分で抵当権抹消手続きをする方法を調べていたら
「コピーをとって添付が必要」とか
「隠れているところを開けて確認しよう」
みたいな動画があったので
念の為開封してみました。
結論、最初感じてたように
開封不要!
でした。
抵当権をつけている金融機関の
登記識別情報なので、
わたしたち所有者にとっては
控えなどとらなくてもいいし、
確認もしなくてOKな内容でした。
ただ、興味本位で開けちゃった!という方は、
こちらの方法で改めて封をして
開封をなかったことにしちゃいましょ♪
そう、この登記識別情報の書類の添付には
ルールが満載なんです!
記載しないといけない文言がたくさんあったり、
届いた時そうだったように、
封をして添付をしないといけません。
ということで、
面倒くさがりなわたしはコピペならぬ
切り取り→貼り付けしました。
パソコンみたいに右クリックで…というわけにはいきませんが
一語一句間違えずに確認しながら書くより、
チョキチョキはさみで切って糊付けする方が
楽チンぽん!だと思います♫
5.申請書類の最終チェック
というわけで、
おつかれさまでした〜
あともう1つ?2つ?で
申請できます!
嫌な書類はさっさと自分のところから
手放したいですよね〜
でも、一発で完了させるために、
最後までお付き合いくださいね。
さて、まずはここまでで揃った書類はこちら↓
必要書類が揃っているか、
改めてチェックしてくださいね。
□登記申請書
□記載漏れや間違いがないか
□申請人件義務者代理人の氏名の横に
捺印がされているか
□白紙に必要な印紙が貼られているか
□申請書のつづりを開いた折れ目に割印したか
(申請書が複数になる場合は
全ての見開き箇所に割印が必要です)
□抵当権解除証書
(金融機関によって名称が異なる場合あり)
□委任状
□登記識別情報
□封筒に入れて
申請人・登記の目的・枚数の記載をし、
のり封してあるか
「オールOK◎」
となったら、
上記の順番に並べて、
4つの書類を下の画像の赤のように
ホッチキスでとめます。
おまけ:郵送で受け取る場合
申請書類自体は、
上記までで完成!なのですが、
抵当権抹消手続き完了後に発行される
「登記完了証」を窓口ではなく
郵送で受け取りたい場合は
返信用封筒も忘れず同封しましょう。
その場合の切手は
簡易書留となります。
※郵送での申請・受領は簡易書留だけでなく
レターパックプラスも可能と説明している動画もありましたが
法務局ホームページでは「簡易書留にて」と書かれていたので
一応簡易書留にしてみました。
たぶんレターパックプラスでも
対応してもらえるのでは?と思いますが
今のところ簡易書留の方が安いです。
※郵送時の封筒もですが、
わざわざ新品を買ってこなくても大丈夫ですよ。
↓ご覧の通り
私はなにかの書類を受け取った時のリサイクル
一応で郵送での受領を希望する旨のコメントをつけましたが
これは、
「返信用封筒がある=郵送で受領したいってことね」
と空気読んでくれると思うので
つけなくても大丈夫だと思います。
登記完了予定日について
慣れない登記手続き、
どれくらい日数がかかるのか心配ですよね。
「手続きはちゃんと進んでるんだろうか?」
「どれくらい待てばいいんだろうか?」
そんな不安を解消してくれる、
便利なページがあるのでご紹介します。
法務局のホームページで
登記完了予定日が確認できるんです◎
もちろん“めやす”ではあるのですが、
ざっくりでもどんなもんなのか?がわかるだけでも
安心ですよね^ ^
というわけで、
管轄の法務局ホームページのトップをまた訪れます。
そして、
先ほど申請書をダウンロードする時にクリックした
赤い四角の「不動産登記申請手続き」より下へスクロール。
すると、
緑の四角の「登記完了予定日」という
メニューがあります。
あとは、
各庁の登記完了予定日
↓
管轄の法務局名をクリックすると
日付別の登記完了予定日が表示されているので
「不動産(権利)登記」の欄で確認できます。
登記完了証にかかった日数
とういうわけで、
無事到着しました!
発送日→3月27日
受領日→4月11日
郵送にかかる日数を含めて
16日間!
登記完了予定日どおりに
スムーズに到着しました◎
念の為、
登記完了証の「登記の目的」欄の○版抵当権抹消が
抵当権解除証書に書かれた順位番号と同じか確認してくださいね^ ^
なるほどわん!
慣れないことは
ついつい面倒くさくて依頼したくなるけど
これなら数時間あればできそうだわん!
司法書士さんへの依頼料も節約できるしね♪
そのいきにゃ〜
かかったのは、
・往復送料
(簡易書留のため460円・440円)
※重さの関係で行きは460円
・登録免許税
(2つだったので2000円)
で2900円だったし、
かかった時間的にも
よっぽど時給が高い人でなければ
依頼するより自分でやっても割にあうと思うにゃ。
※印刷のインク代とか細かい部分は割愛
抹消登記完了の正式な確認
「まぁ、大丈夫でしょ」
という私のような方はいいのですが、
きちんと抹消登記されたか?確認したい方は
登記簿謄本を取得して確認すると安心です。
法務局に行って取得するか
登記情報提供サービスで
オンライン取得のいずれかの方法で
謄本はとれるのでぜひ確認してみてくださいね。
さて、以上で抹消登記を自分で行う方法は終わりとなります。
ローンが完済して、
いよいよ本当に「我が家」になって嬉しいですね^ ^
メンテナンスが必要な箇所が出てきたり
これからもランニングコストがかかりますが
マイホーム生活をこれからも楽しみましょ♪
メンテナンスといえば…
こちらのベランダのFRP防水の
トップコートをセルフDIYしたブログが
たくさんの方にご覧いただけてるので
よければ併せてご覧ください。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!