この度、車を個人間売買で、
買った体験・売った体験の、
両方をしました。
最近では、
ヤフオクだけじゃなく、
メルカリやラクマなど、誰でも手軽に出品できる環境があり、
たくさんの人が「販売する」と言う行為を体験しています。
そんな身近な
「売った」「買った」が元になり、
車の個人同士での売買も増えて来るのではないでしょうか。
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車の個人間売買の流れ
![道](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2019/03/go-road.jpg)
まずはじめに、
個人間売買の流れについて、把握しましょう。
個人間売買だと、
細かいルールはケースバイケースになりがちですが、
どんな場合でも絶対守るべき、
必要な流れはこちらの6ステップです。
※【かっこ】で、どちらがやるべきことかを書いています。
- 【買主】売買の契約・申し込み
- 【買主】売買代金の支払い
- 【双方】引き渡しについて打ち合わせ
- 【双方】引き渡し完了
- 【買主】名義変更手続き
- 【買主】売主へ名義変更完了連絡
続いて、詳しく説明します。
【買主】売買の契約・申し込み
![商談成立 夫婦 男性 女性](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2017/12/promise-man-woman.jpg)
![商談成立 夫婦 男性 女性](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2017/12/promise-man-woman.jpg)
![商談成立 夫婦 男性 女性](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2017/12/promise-man-woman.jpg)
契約書をとりかわすと言う意味ではありません。
ヤフオクで言うと、落札の段階。
要は、購入の意思を売主に示すことです。
もちろん、お互いが合意であれば、
契約書を交わした方が安全ではあります。
個人間売買の契約書は、ググれば出てきますよ。
ヤフオクやメルカリではなく、直接売買する時は、
この段階で電話番号とメールアドレスを交換しておきます。
販売されてる契約書の内容
=超がつくほど定番のテンプレートだと思うので、
そちらも参考になると思います。
※これら契約書・領収書は買わなくてよくて、
一般的にどんな情報を書類に記載しないといけないか
リサーチするためにチェックしました。
【買主】売買代金の支払い
![通帳を持って人差し指を立てる女性](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2019/03/042-7-1024x683.jpg)
![通帳を持って人差し指を立てる女性](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2019/03/042-7-1024x683.jpg)
![通帳を持って人差し指を立てる女性](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2019/03/042-7-1024x683.jpg)
お金のやりとりはスムーズに!
ヤフオクやメルカリなら前払いになりますが、
もし直接の取引なら、
引き渡し時に現金払いをすることが多いと思います。
振込で支払う場合、
振込手数料は、買主が負担するのがセオリーです。
【双方】引き渡しについて打ち合わせ
![スマホ メール](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2018/02/phone-mail.jpg)
![スマホ メール](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2018/02/phone-mail.jpg)
![スマホ メール](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2018/02/phone-mail.jpg)
引き渡し場所は、車の保管場所で行うことが多いと思います。
場所を教えてもらったら、
グーグルマップ・ストリートビューで、
事前に現地を確認しましょう。
特に積車に車を乗せて帰るなら、
道が狭くないか、車をつむスペースがあるかなど確認し、
不安であれば、売主さんに確認をしましょう。
自走で帰る場合は、
自動車保険について確認しておきます。
【自分名義の自動車保険がある場合】
他人名義の車で事故した時に使える、
「他車運転危険特約」が付いているか、保険屋さんに確認しておきます。
(大手だったらほとんど付いてるものだそうですが、
確認してくださいね。)
※特約の名前は、
保険会社によって、微妙に変わる場合があります。
【自分名義の自動車保険がない場合】
1日など、期間限定の自動車保険に加入します。
「保険の加入に必要なので」と、
売主さんに必要な情報を聞いておきましょう。
日時についてですが、
遠方に車で取りに行くのであれば、
なるべくお互いに時間の融通が効く日にした方がいいです。
特に土日や祝日・大型連休だと、
ゆとりをもって時間を決めても、変動する可能性があるからです。
当日連絡が取り合える、
携帯の番号の交換を忘れずに。
【双方】引き渡し当日
![タッチする手](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2019/04/bae8c986e29ea4253658fa0fe2d79f38_s.jpg)
![タッチする手](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2019/04/bae8c986e29ea4253658fa0fe2d79f38_s.jpg)
![タッチする手](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2019/04/bae8c986e29ea4253658fa0fe2d79f38_s.jpg)
購入前に現車確認ができなかった場合は、
必ず車を確認させてもらいましょう。
現車確認のチェックリストは、
こちらの買い手に特化したページに書いてあります。
特に問題がなければ、引き渡しに進みます。
引き渡しで買主が受け取るもの
- 車両本体
- お金が当日払いなら、領収書
- 鍵(1本の場合、スペアキーの有無確認)
- 名義変更に必要な、売主が準備する書類↓
売主に準備してもらう名義変更に必要な書類
- 車検証
- (車検切れなら車検を買主がやる)委任状
※用紙は名義変更の委任状と同一 - 自賠責の保険証明書
- 自動車納税証明書
- 譲渡証明書(書き方見本はこちら)
- 普通自動車の場合
(名義変更を買主がやる)委任状(書き方見本はこちら) - 軽自動車の場合
(名義変更を買主がやる)申請依頼書(書き方見本はこちら) - 現在の所有者の印鑑証明書
※車検切れの車は名義変更ができないので、
売主の車を、買主が車検手続きをする委任状も必要とのことでした。
よっぽど、もう二度と会わないと思うので、
忘れ物や確認忘れがないよう、注意です!
「ありがとうございました」
「気をつけておかえりください」
そう言って、お別れできるといいですね。
【買主】名義変更手続き
![パソコンとタブレット](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2019/05/pc-tablet-table.jpg)
![パソコンとタブレット](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2019/05/pc-tablet-table.jpg)
![パソコンとタブレット](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2019/05/pc-tablet-table.jpg)
個人間売買では、車の名義変更を買主が行うことがほとんどです。
手続きの内容上、買主がやった方がスムーズなので、
買主が行います。
車両の名義変更に必要な書類
太字になっているのが、買主が準備する書類です。
- 車検証
- 譲渡証明書
- 名義変更前の所有者の委任状
- 名義変更前の所有者の印鑑証明書
- 新所有者の車庫証明書
- 新所有者の印鑑証明書
- 手数料納付書
- 自動車税・自動車取得税申告書
- 申請書(第一号様式)
※持ち物:実印
車屋さんなどにお願いする場合は、
新所有者の委任状も必要です。
【買主】売主へ名義変更完了連絡
![車と車検証](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2020/04/syaken-car.jpg)
![車と車検証](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2020/04/syaken-car.jpg)
![車と車検証](https://ienekolife.net/wp-content/uploads/2020/04/syaken-car.jpg)
名義変更が無事終わったら、
買主は任意の自動車保険に加入し、
売主に新しい車検証をメールなどで送ります。
売主も、名義変更後の車検証を、
今まで契約していた任意保険会社に連絡をして、
保険の解約をします。
以上で、
車の売買が終わりました。
こちらのページでは、流れをご説明しましたが、
・買主側になったケース
・売主側になったケース
それぞれの立場の具体的な話も書いているので、
よければ合わせてご覧ください、にゃー。