アクセサリーパーツを安く買いたい!
お仕事でたくさん作る方なら、
きっと一度は考えたことがあるであろう、
中国からの直接仕入れ。
最近では、
日本語ページのある中国アクセサリーパーツサイトもあり、
対応も親切で、とっても利用しやすくなっています。
いくつかありますが、
その中でも人気の高い、パンダホールで買うか、
パンダホールなどの中国サイトで仕入れたものを、
小売りしてくれているメルカリやラクマの出品者さんから買うか、
手間とかいろんなことを考えると、
実はどっちの方が安いのか?と言うことについて、
比較してみたいと思います。
もちろん、私自身、両方から購入してみた体験に基づいています。
【更新情報】アマゾンでも買えちゃうことを発見!
パンダホールのAmazon店はこちらから
※パンダホールの公式ショップより取扱商品数はかなり少なそうです
パンダホール(中国サイト)より
メルカリ&ラクマで買う方が安い可能性とは?
商品一つ一つの金額で言えば、
元の仕入れ先であるパンダホールで買った方が安いのは当たり前。
でも、仕入単価を計算する時には
”その他のコストも費用としてみないといけない”ですよね。
その、その他の部分の計算方法から、
まず見ていきましょう。
パンダホール(中国サイト)で購入する時の
コスト計算の方法
- 商品代金
- 送料(重さにより変動)
- 関税(購入代金1万円以上の場合)
だけではなく、
- 検品にかかる時間
- 画像と実物に差があり、
使えないロスが発生する可能性があります。
※商品代金そのままで計算できる場合は除く。
そのパーツの仕入単価を、
そのまま9000÷(100-10)=100円とし、
その他の費用は全て経費として計上する場合は、
今回のこちらの比較は関係ありません。
でも一般的に、
仕入れ商品に付随してかかるコストも、
仕入として計上することがほとんどだと思います。
なので、
(9000+送料+関税+検品の時給費用)÷(100-10)=仕入単価Y円
となるわけです。
例えば、
- 送料 1500円
- 関税 0円
- 検品の時給費用 2000円
だとしたら、
(9000+1500+0+2000)÷(100−10)=138.88・・・約139円
先ほどと比べると、1個単価が39円upしましたね。
メルカリやラクマなどで仕入れて転売している方も、
(5000+送料+関税)までは足し算していますが
…しないと赤字ですからね。
検品の時給費用まで含めている人は、
正直少ないんじゃないかなと感じています。
だからこそ、
今回こうやって、比較してみたいと思ったわけなんですけどね。
きちんと事業としてやるなら、
検品の時給もコストとして、販売代金に入れないといけないのですが、
大体が個人の副業だったり、
他の方が薄利多売だからと、値段を合わせていたりして、
きちんと「検品の時間給」と、
更に「利益」とを分けて計上できているパーツ販売アカウントの方は、
なかなかいないんじゃないかな?と思ったのです。
中国サイトVSフリマサイト
商品別金額比較
注意事項
メルカリの情報は、私が調べた当時のものです。
パンダホールの情報は、私が購入した当時の商品代金で、
私が購入したケースに合わせた送料計算で、
私が検品にかかった時給をプラスしています。
ちなみに、試しに購入してみただけなので、
関税はかかっていません。
また、比較しやすいよう、
メルカリと数量を合わせた計算結果を書いています。
具体的なパーツで比較してみましょう。
パーツ名 | 数量 単位 |
中国サイト (パンダホール ) |
メルカリ (ラクマ) |
OPP袋 12×7cm |
100枚 | 約40円 (検品ほぼ不要なため 商品代金+送料)260円安い |
300円 |
ジョイントワイヤー 30mm |
50本 | 635円※1 |
560円 75円安い |
アクリルフラワー (マットペタル) 26×24mm |
50枚 | 約190円
230円安い |
420円 |
チューリップ キャップ大 |
4個 | 550円※2
200円安い |
750円 |
ラタンフープ 丸フープ |
4個 | 約210円
240円安い |
450円 |
※1 最小ロット20本の場合。
200本で仕入れると約440円になる。
※2 最小ロット10個の場合。
50個で仕入れると370円になる。
こちらであげた中で言うと、
フリマサイトでの出品者さんの利益は、
平均して230円ちょっとになります。
そこに送料も含まれていて、もし84円で送れたとしても、
手数料含めると約93円。
230円-93円=137円。
検品の時給まで含めると、
やっぱりパーツ販売って薄利多売で、
大変だなぁって思っちゃいます(>_<)
もちろん、安く買えるのは助かるので、
ありがたいんですけど、無理はしないでほしいですよね。
中国サイトVSフリマサイト
メリット・デメリット比較
中国サイトで買うメリット
- 大量に使用するパーツなら、
直接買った方がコストダウンがはかれる。 - 自分で選ぶから、
誰も小売してないパーツだと差別化になる。
メルカリ&ラクマのおかげで、直接仕入れをしても、
パーツがかぶりまくりになります。
中国サイトで買うデメリット
- 注文から商品到着まで、10日間ほどかかる。
- 到着まで、コストを含むパーツ単価が計算できない。
- 旧正月のタイミングに被らないように注文しないと、
納期が大幅にかかる。 - 届いた商品がイメージと違うと、
ロットが大きいので、在庫になる。
フリマサイトで買うメリット
- 発送のスケジュールが事前にわかったり、
数日内に発送してくれる方も多い。 - 支払い方法の種類が豊富。ポイントで買うことも可能。
- 少ない数量から購入可能
- 人によっては検品して綺麗なモノを送ってくれる。
(検品の精度は、個人差あり。)
フリマサイトで買うデメリット
- 大量に仕入たいものは、
中国サイトで買った方が結果安上がり。
中国サイトとフリマアプリの賢い使い分け方法
ここまでで、実際の経費も含めた金額比較、
メリット・デメリット比較をしました。
どちらもメリット・デメリットがあるので、
こう使い分けると、一番賢いのではないでしょうか?
中国サイトでの購入が合うパーツ
・定番で大量にいるもの。
(ピアスパーツやキャッチ、イヤリング金具など)
関係ないけど、
シーリングワックスのスタンプまであるんだ!驚
ラッピング用品も取り扱いあるのが何気に嬉しいですよね♪
特に、左の柄なしのシーリングスタンプの使用イメージ画像が
可愛かったです!
クリックしたくない派の方向けに言葉で説明すると、
スタンプの柄はない(無地)だけど、
スタンプする時に押し花をのせてからスタンプしてました。
(正確には、やや固まってから押し花をのせて、再度スタンプしたのかも?
そうしないと、シーリングワックスがむにゅってなりそうなような。。。
憶測です)
※Amazonリンクはただのアソシエイトリンクなのでご安心ください。
こういうの抵抗ある方いると思うので、念の為記載しておきました。
なんにせよ、
押し花とかドライフラワーが合うブランドの
ラッピングアイデアに良さそうでしたよ♪
フリマサイトでの購入が合うパーツ
・大量に買うのが心配なお試し買い用
・シーズンものなど少しだけ欲しいパーツ
ハンドメイドアクセパーツを安く買う方法!
中国サイトVSメルカリ&ラクマのまとめ
お仕事としてハンドメイドをするなら、
コストは材料そのものの代金だけではないので、
しっかり比較して、
適材適所でサービスを利用していきたいですよね^ ^
私もハンドメイド作家なので、
こちらの記事が同士のお役に立てれば幸いです♪