委託販売で商品を送ると、
アクセサリー台紙の裏面に、
プラフックを貼られることがあります。
プラフックは綺麗に剥がせないので、
その台紙は、基本的に使い捨てになっているのが
現実ではないでしょうか?
取引先からは、
「台紙は消耗品とお考えください」と、
よく言われますが、
やっぱり、
「正直、一回の委託販売で捨ててしまうのもったいないな。。。」
って、思いませんか?
今回、その解決策を考えましたので、
同じように節約したい作家さんのお役に立てればと思います。
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台紙は意外とコストがかさむ話
「台紙は消耗品。」
確かにそうだと思います。
でも、その消耗品を節約する=経費節約です。
台紙は、(私の場合)1000枚単位で印刷してもらって、
1枚あたり12円かかっているので、
それが30枚使い物にならなくなったら、360円分の損。
また、台紙だけじゃなく、
①新しい台紙に付け替える手間
②表や裏に貼っているシールも、
また印刷して貼る必要があるんです。
そう思うと、結構なコストになっていると思い、
今回対策を考えることにしました。
プラフックを綺麗に剥がす方法
委託販売から戻ってきたプラフックのついた台紙を、
少し温めたり、
ゆっくりゆっくり、少しづつ慎重に剥がしてみたり、
色々試しましたが、
やっぱり上の写真のように、 ビリッ!
台紙が破れてしまいます。。。
「やっぱり、キレイに剥がすなんて無理なのかな。」
あきらめかけていたその時。
そうだ!
戻ってきた台紙から
綺麗にプラフックが剥がせないなら、
送る前に、
キレイに剥がせる工夫をすればいいんだ!
委託販売に送る前の工夫とは?
そこで、早速試してみましたよ^ ^
準備するもの
- プラフック
- マステ
- 台紙
カンの良い方なら、
この材料だけでピンとくるかもしれません。
予想がついた方も、
やってみて感じたコツとかシェアしてるので、
ぜひ最後まで読むことをおすすめします。
では、スタート!
まず、プラフックとは、
こんなのです↓
そして、プラフックより幅の太いマステを準備します。
ポイント
今回、わかりやすくゴールド色のマステを使っていますが、
台紙の色に近い色(私で言うと白色)のマステを使った方が、
目立たないのでいいと思います。
マステを台紙の上端に貼る
貼る長さはテキトーですが、
プラフックより長くないといけないので、
3.5cmくらいはあった方があんしんだと思います。
もちろん、台紙の端から端まで貼ったら完璧ですよ◎
こうやって、端を折り曲げておくと、
剥がすときに楽なので、おすすめ。
ちょっと手間ですけどね。
プラフックをマステの上に貼る
この状態で、1日キープ!
貼ってすぐ!だと、絶対剥がれやすいんでね。
もちろん、委託販売って、
短い期間でも1週間くらいあると思うので、
本当はそれくらい待てたらよかったのですが、
今回は1日で実験してみました。
剥がし方①
プラフック→マステの順にはがす
さて、1日が過ぎました。
いざ、プラフックをはがさんとする!
のですが、
「どう剥がすと、より台紙への負荷が少なく、
キレイにはがせるのかなー?」と思い、
2パターン試してみることに。
こちらは、先にプラフックだけをはがし、
その後マステをはがすという方法。
なんとか、プラフックがキレイに剥がれました。
続いて、
上端をすこーし、うっすらだけ、
台紙をやぶってしまいましたが、まぁまぁキレイにはがせました。
剥がし方②
プラフックをマステごと一気にはがす
続いて、今度は
マステから、一気にはがしてみました。
こちらも、そこそこキレイにはがせるのですが、
若干、台紙に折れ目がつかないか心配でした。
ちょっと手で整えてみたけど、
少し紙が歪んだかも〜
台紙のプラフックをキレイにはがすコツ
というわけで、
実験を元に結論!
①マステを貼るのは有効
マステを台紙裏の上端・中央に貼って、
「プラフックはマステの上にお願いします」とコメントすれば、
お店さんはよっぽど、マステの上にプラフックが貼ってくれると思います。
②短期の委託販売のみにする
発送前にマステを貼るのが手間なので、
1週間や半月など、短期の委託販売の時のみ行うことにし、
常設など長期にわたり置いてもらう場合は、
やはり期間が長い=台紙が消耗する可能性も高いので、
使い捨てと割り切った方が、良さそう。
③はがす時はプラフック→マステの2段階
実際にはがしてみて、
「先にプラフック→次にマステ」と、
順番にはがす方がはがしやすいと感じました。
感覚は個人差があるかもなので、
よければ、どちらも試してみてください。
以上で、
委託販売あるあるの、
「台紙のプラフックはキレイにはがせないのか?」問題が
解決できると思います。
経費が減れば、その分利益率が上がるので、
ぜひ試してみてくださいにゃ〜。